私は気高き獣なのだ


獣が卑猥なものの例えになることさえ


鼻白んでいる


私は孤高の城の中で


自分と対峙する


外の声は聞こえない


私は私の歩みたい道を行く


己の声のみで突き進む


人は笑いその姿かたちを中傷するだろう


だけど私は負けない


獣は自分で狩りに出る


私は自分の理想の獲物を獲得するために


静かに爪とぎをしているそんな最中なのだ