2017-11-05 件名なし 結局最後は いつも通りに仕事を終えて 電車に揺られて帰路につく デパートから出てくる子供の甲高い声を聞いて 我が子の幼き姿と重ねる いつから一緒に出歩かなくなったのだろうか またあの時と同じ笑顔を見せてくれるだろうか 最期を迎えるとき 俺がつくった小さな世界に住む あの連中たちが ちょっと震えるくらい悲しんでいたら 俺の人生も悪くない