だよね

あの子のこと嫌いなの


誰かの同意が欲しくて


大して仲良くないあなたに喋りかけた


だけど猛烈に批判されてびっくりした


私の方が断然


スクールカーストでは上なのに


後のことを考えても


どうしてそんな態度が取れるのか不思議だった


私が嫌いなあの子は


いつのまにかクラスからいなくなった


もっと受験に強い都会の学校に行ったとか


親の転勤で海外に行ったとか


出て行ってからもあの子はみんなの憧れで


本当は誰のことも好きじゃなかったっていう


彼女の本音だけ残して


退屈な授業は続いていった


窓際の席に座りながら


校庭を覗き込んで


先生が忘れ物でもしたのか


生徒たちがダラダラとしながら


時間を持て余してる中で


凛とただずんでいるあなたを見つけた


私はあなたのだよね、が聞きたくって


話しかけた自分が恥ずかしくかった


あなたが言ったことを覚えている


あの子に嫉妬してるあなたは


自分の弱さに気づくべきよと


それから私はあの子みたいにできなくても


一生懸命毎日を過ごした


ちょっとずつ上がっていった成績と


なんの夢もなかった将来に


素敵な目標ができた


そうして次の次の春が来たとき


前を歩いているあなたを偶然見つけて


私はあなたに少しだけ近づけた気がした






脱しがらみ

規則や決まりをなくそう


平和はルールの上には成り立たない


才能は制限されるのが嫌いで


誰に命令することなく人類は平和になる


暖かい家と健康的な生活と


誰にも虐げられることなく


一人一人が輝ける


叶わない公約を掲げて当選する権力者


よりももっと魅力的で現実的な未来を









私は気高き獣なのだ


獣が卑猥なものの例えになることさえ


鼻白んでいる


私は孤高の城の中で


自分と対峙する


外の声は聞こえない


私は私の歩みたい道を行く


己の声のみで突き進む


人は笑いその姿かたちを中傷するだろう


だけど私は負けない


獣は自分で狩りに出る


私は自分の理想の獲物を獲得するために


静かに爪とぎをしているそんな最中なのだ



田舎のクソジジイ

礼節を求める割にモラルがない

 

引きこもりと罵るお前はストーカー

 

顔が悪いとかただの悪口

 

生活に満足していないから

 

人の欠点ばかりに目がいく

 

お前らは群れてしか生きられない

 

たった一人になっても

 

生きていく術がない

 

そこでせいぜい吠えてれば

 

私は行くよ

 

 

田舎の鉄則?

挨拶しないのは無礼な奴


若造は長老の言うことを聞け


地元民で寄ってたかって悪口を言い


よそから来たものを見物しては粗探し


そんなモラルの低いところにわざわざいる必要はない


みんながみんなではない


働いていたら悪口を言う暇もない


私は淡々と日々を過ごして


アパートに移り住むのさ


そして時が経てば悩みなんて


思い出すこともなくなる



朝起きて


何もすることなくて


近所の人には


仕事してないみたいに


思われてるけど


短期のバイトしてるし


あいつは何してるのか分かんないとか


仕事探さないといかんだろとか


愛想がないとか


愛嬌がないとか


全部がゴミ


綺麗に包装して送ってあげる


消費税が10%になって


庶民からお金持ちが搾取するようになったら


まじめに生きてる意味なんてないじゃない


バカに生きたい


私はしたいことをするの


一般常識とか人から好かれようとか


そんなもんいらない


美味しくない


私は私でいるのよ


今日から私は生まれ変わった


ブログが1年経ちましたってお知らせが来た


長いトンネルを抜けて


私はやっと光を感じれた