今朝

雨が降っている

虫が鳴いている

しっとりとした風が窓から入ってきて

カーテンがじんわりと揺れている

昔あった出来事を思い出しては

自分の中で噛み砕いで飲み込む

苦い味 甘い味 もう一度食べたくなる味

人生は一度きりと誰もが言うのに

皆一応にスーツを着て会社に向かっている

子どもは学校に行くが

家に帰っても大人はまだ仕事だ

小さな赤ん坊を見ると

仁愛を感じるのに

大人になればなるほど

それが見にくくなるのは何故だろう

恋人から家族から

もっともっと大切にしてもらいたくて

お互いのかけ橋を作ったり壊したり

こんな嵐の前の静けさみたいに

平和を装った暮らしはやめようと

小さなミントが笑いかけた

気持ち悪いと言われたら

気持ち悪いと言われたら


そんな人たちから離れれば良い


わざわざ嫌われてる人の中にいて


自分が傷つくより


自分を守ってくれる人の中にいて


たくさん笑えば良い


お互い合わなかっただけなんだ


二人とか三人とか


近くにいるとそれが顕著に現れて来る


笑顔を忘れないで


輝ける場所は絶対ある





昨晩の苛立ち

人の悪口で飲む酒は美味しかったかい?

 

自分たちより格下の相手には

 

何とでも言えるだろうし

 

いくらでも強さを誇示できるだろう

 

引きこもりだって言われたって

 

話したくないから別に良いじゃん

 

話しても話さなくてもネタにされる

 

そしたらもう会いたくもない

 

二人の世界に私を落とし込めて

 

殴ったり蹴ったり

 

リンチにあってるみたいだ

 

自分たちが加害者っていう自覚もないのだろう

 

ずっと幸せの中で生きてきたから

 

傷つく人なんてどうでも良いんだろうな

 

ああいう大人にはなりたくないな

 

 

明日から学校が始まる君へ

自分に合う世界と合わない世界がきっとある


合わない世界にいる時は


誰かが


あいつはなんか変だ


あいつが変な限り


どこにいってもあいつに合う場所はないと


脅しをかけてくるけどそんなことはない


馬鹿みたいに批判だけしてくるのは


子どもの時に愛されなかった証拠だ


いつか本人がそれに気づいて


自分の愚かさに涙するしかない


小さな体に背負った悲しみを


自分一人で抱えこまないで


信頼して裏切られたことは多々あったけど


みんなが敵でないことは確かだから


ないばかりに

ないばかりに焦点が行くと


自分が惨めに思える


相手の意見に同調していると


自分が溶けてなくなる


だから少し変わってても


自分を守っていれば


そのうち仲間もあらわらると思っている


大切なのは自分


命があること感謝して


今日を生き抜く



周りに流されないとは

周りに流されないとは 


周りと調和しなくても良いことではない


周りと調和するということは


主従関係のように相手に従うことでない


お互いが楽しく心地よい


そんなスペースがないと


どっちかが死んでしまう


でも


スクールカーストとか


顔とか見た目性格で


主従関係なんて消えないんじゃないか


だから成り上がりたいのは


そういうことかもしれない


平等はどこで作り上げられるものなのか


自分なのか相手なのか







暴君

周りを疲労させる暴君

実はナイーブな暴君

ごめんなさいと言って自分を卑下する暴君

だけど暴君は気づいた

誰かに責められて申し訳ないように振る舞うより

みんなが喜ぶことをしよう

大金は稼げなくても

人が笑顔になれることを考えよう

こんな暴君でいさせてくれてありがとう

暴君は人に恩を返せる暴君になりたいと思った