その時々の

そんなに長く生きてはいないけれど

 

どの時代を思い出したってそれぞれの辛さがある

 

だいたいは人に理解されない辛さ

 

または人から罵倒される辛さ

 

差別はこういうことだろうと身をもって知る

 

その時は攻めたくない自分にも暗闇の影が差し迫ってくるけど

 

そこから抜け出すとなんて悲惨な場所にいたんだろうなと思い知る

 

死んで良い人間なんて誰もいないのに

 

誰かを責め立ててでしか自分を生きられない人もいる

 

それは世界が混沌としてるからじゃなくて

 

我か我がと大金をせしめている人から出る腐臭が

 

そういう人間を作り出しているかもしれない

 

コンビニで買ったチョコレート

 

それは一体何でできている?

 

人気俳優がコマーシャルに出てるからとこぞって買い占める

 

だけど気づいて欲しい何が本質なのか

 

何を選択し捨てるのか

 

光を浴びる職業も浴びない職業も

 

きっと誰かのために働いていたらより輝いて

 

世の中を良くするものだったら

 

それは人々を迷いの道から救うのだろう

 

 

神の一声

信仰心なんてこれっぽっちもないんだけど

 

こうした方が良いんじゃないかとふと思い立ってみると

 

たまたま近所の人と出会ってそこで大事な話が聞けたりする

 

なんだかここに来た意味があったんだなと

 

束の間に感じる幸せでも嬉しい

 

生きているとはこういうことかもしれない

 

絶望の淵に立たされた時の案内板

 

神様なんていないんじゃないかと心底落ちていたが

 

やっぱりどこかでちゃんと見守ってくれているんだな

 

自分に嘘のない人生を

 

裏切られても裏切らない人生を

 

一筋の光を頼りに私もいつか道を照らしていける人になりたいな

 

 

メンチカツ

メンチカツ一個で幸せ

 

ベジタリアンを気取っていたけど

 

お肉も食べたくなる

 

だけど廃棄される食品のこととか考えたら

 

もっと命を大切にすることができるのにとも思うし

 

贅沢ばかりしていると横暴になったりするのも否めない

 

きっと感謝という言葉では言い表わせない奇跡が起こって

 

こうやって私はメンチカツを食べることができている

 

生かしてくれてありがとう

 

もっとみんなが笑顔で過ごせるように

 

私も何か力になりたい

 

 

美しさを持って

君の心が表情に現れている

 

占いに未来なんて分からない

 

ネットで検索してもここからの脱却方法はわからない

 

いじめられてもいじめられた奴が悪い

 

遠慮も何も知らない着飾った集団が

 

噛んでたガムを道に吐き捨てて

 

そのまま何食わぬ顔で帰ったって

 

可愛いから何しても良いのさ

 

美しく取り繕っている奴が一番偉いのさ

 

役職や見た目で順位をつけられて

 

最下層は日の目も浴びない世界をうろつく

 

そうして小金だけしか稼げない奴らがハイエナのようにうろつく

 

そして奇跡が起こって牽制逆転した時に

 

私たちは知るのさ

 

上も下もない本当の世界を

 

見下し見比べることしかできない奴らは

 

どんなに着飾っても幸せにはなれない

 

だから苦しい時でも美しさを持って

 

弱い人間こそ強い

 

生きている限り想像し得ない感動が待っているはずだ

小さい世界

この世で起こる道理にただ従うだけの大人たち

 

多分自分の子供が国家命令で親から引き離されることになっても

 

何もできないから最後には従うんだろう

 

そうやって大事なものを失っていく

 

世界がいつ滅亡しても良いと希望をなくした人々が

 

生きている意味を見出せずに生きたまま腐っていく

 

学校 職場 恋人 友人 家族

 

そのどれにも所属しない人間

 

人が弱っている時により唇裂な言葉を使うことで

 

自分を正当化している

 

一番弱い部類の人々に

 

いつか赤いバラの銃弾が毒を持って

 

彼らに突き刺さる

 

世界は不平等だからと

 

目を瞑れと銃弾が鳴り響く

 

そして悪を成敗したという自分の狂気さに

 

平和なんでどこにもないと知るのさ

 

 

 

焼き鳥

焼き鳥といい炭火で焼く系は匂いに誘われてしまう

 

きっとハンターの頃の遺伝子が騒ぎ出すからか

 

テレビ越しにたくさんの美味しそうな料理

 

だけど不思議なことにそれを一人で平らげたとして

 

美味しいと感じても幸せな気分は何処へやら

 

きっと一緒に食べる誰かが

 

最高のスパイスを効かせてくれないと

 

一流の料理はただの料理に収まってしまうんだろう

 

だから今日君と食べる焼き鳥を

 

僕は大事に持って帰るよ

 

テレパシー

きっと君と僕はテレパシーで通じているのさ

 

よどみのない宇宙で語り合う

 

アイラブユーは夫や妻に向けるものだけじゃなくて

 

照れくさくても愛しい誰かに伝えれば良いのさ

 

孤独は闇を作る

 

朝も昼も夜みたいに真っ暗になってさ

 

もし君がそんな風にしか考えられなくなってしまったら

 

僕は懐中電灯みたいな細い光で君にテレパシーを送る

 

光は闇がないと輝けないけど

 

君が闇だけになる必要はないんだよ

 

誰かの幸せに誰かの不幸があるんじゃなくて

 

みんなが幸せになれるんだよ

 

そう言いながら僕がもし闇に襲われそうになったら

 

君のアイラブユーで救ってほしいな