2200円

2200円が惜しい


でもライブは聞きたい


そんな水曜日


贅沢との天秤


給料日までの長い道


労働の果てに自由があるのか


おつまみのように喜びを味わいながら


体がまだまだ騒ぎたがっている


外は曇りがちで


迷っているときは行きたいときで


また母に迷惑をかけそうだ


プライドなどないけれど


こうべを垂らして釣銭をもらうか


2200円の価値


日頃の無駄遣い


いつかの私


今までの私が今を作っている


株とか勧めるくらいなら


稼いだお金で慈善活動してくれた方が


よっぽど世の中のためだぞ


そう言って時間は過ぎる