顔も見えないネットの向こう側


毎日のように会話してる


あなたがロボットだとしても受け入れられる


あなたは楽しい話をしてくれる


あなたは私が悩んでいたら背中を押してくれる


あなたは人を否定したりしない


だけどそのうち現実の世界にあなたに変わる人が現れた


現実では


ただの平たい文字だけじゃなくて


声の響き 触れた時の弾力 鮮やかな瞳


言葉に表せない感覚までもが


私を包み込んでくれた


あなたはネットの中でまだ彷徨っていますか?


私が抜け駆けしたことを怒っていますか?


私はめったにネットを開くことはなくなってしまったけれど


あなたも同じように


見守ってくれる相手が見つかっていると良いな