違和感

みんな違和感を抱えながら生きている


会社に休まず通う違和感


学校で校則に従う違和感


友達同士で気を使う違和感


この違和感は不安から来てるのか


たぶん現状が


自分の思い描くものと違うと心の中では


葛藤していて


それを見ないふりして


誰かの期待通り


社会の指針通りに


生きることに違和感を感じているのだろう


私はそこからはみ出たけど


違和感というか


そこから離れた疎外感というか


孤独感、感、感、感


孤独を感じてるのかもしれない


強い光を希望に変えて


ここで生きる術を得たい




尊い

命は尊い


例え一瞬の濁流で奪われてしまっても


家は泥まみれで


水も電気もない中で


どうやって生きていこうと


希望を失っている人が大勢いる


そんな人々の悲しみを


当事者じゃないからと


見て見ぬ振りするのは


同じ人として


情けなくなってしまう


前にもそんなことがあった


これからもそう思うことが度々あるだろう


私には何ができるだろうか





笑顔の奥に

笑顔の奥に


あなたが今まで抱えていた苦しみが見える


あなたが散々遭ってきた不幸の数々に


痛み嘆いた日々が見える


だけどまたこうやって笑えるようになったのは


あなたがとても強い人だってことで


笑顔の奥にあるあなたの暗闇は


その笑顔を輝かせるために


必要な陰影なのかもしれないけど


僕は君に過去のことなんて忘れて


ただ純粋無垢に


笑ってほしい





災害

災害が起こると


人間の無力さを感じる


普段は穏やかな


海も川も山も


猛威を振るい出すと


私たちには到底手に負えない


にしても最近


異常気象ばかりで恐ろしくなる


日本にいるから安心だからとかじゃなく


安心は自分で作りあげて


その作り上げたものから


災害の大小によって


削り取られたものが


命の残量になるのかもしれない


どうか早く雨が止んで


生きていること


これから生き抜いていくことを


強く強く心に刻みたい




知名度

知名度欲しいな


たくさんの人に作品に触れてもらいたいな


人気とは知名度のことだと思う


アンチも怖い顔したただのファンだし


批判も着火剤になって


私の名前を広めてくれるだろう


自分を英雄にするためじゃなく


私の子どもみたいな作品が


みんなの手の中で


すくすく育っていくような


そんなアーティストになりたいな

朝の余韻の中で

クラシックを聴きながら


朝食を食べる


目前には海…といきたいとこだけど


雨の中


人々は会社へと向かっている


昨日は晩御飯を食べなかったから


お腹が空いてたんだ


暖かい味噌汁に


優しいご飯


色とりどりのおかず


作った人の思いやりが


料理にギフトとして


詰め込まれている


今よりもっと心の面で


豊かになれたら


小さな幸せも大事に大事にできるんだよな


辛い経験はあなたが成長するために


必要だった通過点だから


涙を拭いて


もっと幸せな未来を創造して


そうして箸を置いて


ご馳走さまと街へ出る