知らない

知らないとは怖いことなのか


知らない知らないと言いながら人を傷つける人がいるが


その人はいつ知っていることを認められるのか


知りたいという探究心が時に人を傷つけることもあるだろう


だけど相手が心を開いてくれる瞬間を待つことが大事だ


知りたいの中に僕の気持ちが


知って欲しいに君の気持ちが


その2つが交差しながら1つの方向に向かい合った時


やっと知り得たと思うのかな




方言という名の記号

方言バリバリ


方言を話して郷土が益々好きになるのでしょう


だけど私はまだ嫌な記憶が拭えなかったりとかで


故郷の方言は話さないし


話せって言われてもよく分からない


でも方言を話す人はその地に住んでいることを誇りに思っているんだろう


いつかちょっぴりでも自分の故郷を好きになれたら


お遊び程度でも喋れるようになるかな

ねくすと

わずかな光を頼りに進んでいく


道はこっちで合っているだろう


あとでいくらでも調整できる


誰かが


一歩踏み出せば


それで半分夢が達成したようなものだと言っていた


だから流れに身を任せて


そこで自分のできることをすれば良いのさ


ドドドドと崩れて

 

パタパタと倒れる

 

もう嫌だと泣き疲れて

 

またどうにかこうにか立ち上がって

 

行方をくらます

 

これは不幸ではない

 

人をいたぶらないと生きていけない人間が一番不幸なのだ

誰が悪いなんて関係のない話だ

昔いじめられた

 

誰にも言えず我慢していた

 

でも大人は何もしてくれなかった

 

友達に言わず学校を変えた

 

幼稚園から一緒の人もいたような

 

だけどそんなの関係のないことだ

 

高校は遠いところに通った

 

休みの日は母と出かけたりしたけど

 

地元をうろつくことなんてなかった

 

三年生になって私がいじめられたことを

 

どこかで聞きつけたのか

 

一部の男子の態度が急に冷たくなった

 

だけどそんなこと関係ないもう卒業できたから

 

だけど大学を辞めて帰ってきて

 

辞めたことでもう未来ありません的な

 

周りの反応だったので

 

何もできなくて一年くらい家で

 

日の当たらない生活をしてた

 

だから小中学生の中傷の的で

 

しかも昔いじめてきた同級生とかにも

 

いっぱい嫌がらせされた

 

ブスきもい死ねは常套句で

 

無言電話とかあったし

 

家の外に置いてた自転車にいたずらされるとか

 

夜に集団で罵声を浴びせにきたりもしたな

 

そいつらはクズでしかないんだけど

 

そんな狂った世界にいると

 

正しいか正しくないかなんて関係ない

 

私は家から出た後も何かにつけて

 

ブスきもい死ねは消えなかったし

 

そいつらは何も変わんないけど

 

そうやって暗くなった人を世間も悪く言い

 

果ては病気とまで言うのは

 

あまりにも酷すぎる仕打ちだなと思った

 

だから精一杯生きている人がいることを知って欲しいし

 

美醜で判断されない世界を望みたいし

 

私もそういうのに騙されない人になりたい